法人成
同年代の関与先が開業から3〜5年目を迎えて、法人成を考え始めている。
順調に経営成績を伸ばしてきた証拠なのだろう。
法人*1にするメリットとしては色々ありますが
- 役員報酬という形で取る事によって給与所得控除を適用し税金を下げる。
- 家族を役員にして役員報酬を払い(仕事してね)所得の分散を図る。
- 消費税の納税が2年間免除される(資本金1000万円未満の法人)
- 対外的な信用力のUP
- 厚生年金に加入できる
- 生命保険などが経費で落とせる(契約内容によるので注意)
など。
ただデメリットもあります。
- 赤字になったときに税金対策の意味が無くなる
- 経理事務負担の増加による税理士の報酬や事務費用のUP
やはり、それなりに利益が出ている個人事業者というのが大前提ですね。
もちろん対外的な信用力というものがあるので、税金対策面だけではありませんが。
法人成を考えるのであれば、そのタイミングなど税理士へ相談を。
*1:有限会社、株式会社など